草生やす

育てていたりいなかったりする草のことについて書いたり書かなかったり。

植物zine

植物に関する自作出版物、今年入手したものを紹介する。 PINEAPPLES Vol.3 Bromeliad Flower ブロメリア協会イベントにて@shinagawa3710さん(instagram)より購入。 A5、68ページ ティランジアをメインとしたフォトブックで、3作目にして最もぶ厚い。 Tilland…

ブロメリアの絵葉書と小冊子を作った

ここんとこ森林サボテンの古い銅版画、石版画を集めるついでにブロメリアの絵も集めていた。 ただ集めておしまい、というのもなんだか勿体無いので、スキャンして絵葉書にしたり小冊子を作ってみた。今回使ったのはカーティスボタニカルマガジンに掲載された…

dp1 Quattro

dp1 Quattroを持ってお散歩した時の写真を貼る。 橋脚 錆 高架 人に貸したので暫く触ってない。 Quattroの0、1、3とdp2xのうち、結局3ばかり触ってる。 soutyu.hatenablog.com soutyu.hatenablog.com 主にdp3 Quattroで撮った写真で作ったフォトブックは先日…

リプサリスの果実

いくつかの株に果実がついていた。 じゃあ、リプサリス(とレピスミウム)の話をします。 Rhipsalis baccifera subsp. baccifera これはRhipsalis亜属のbacciferaの果実。 白〜淡緑色の地味で小さな花の後、白色の果実をつける。 黄緑色の果実は未完熟である…

ピンクサリーとかいうリプサリス

気が付けばしばらく更新していなかった。 じゃあ、リプサリスの話します。 ピンクサリーと呼ばれるリプサリスが流通している。 新芽が白~ピンクに染まるやつだ。 鮮やかな新芽、間延びしない短い節等、キャッチーな株と思う。 この魅力的な特徴である斑と矮…

dp3 Quattro

今年の1月に中古でdp3 Quattroを買った。 dp2xがとても良かったので。 soutyu.hatenablog.com 買った理由としては以下の通り。 接写したい dp2xの写りで草の写真を撮ってみたくなった。 マクロ撮影ができるfoveonセンサー機ということで、 ミラーレス機のsd …

秋のらん展&ボタニカルフェア2022

サンシャインで開催している蘭展に行った。 蘭展の写真なし。 長い事見かけなかった海外業者が参加していた。 サトイモ科大人気。素人目線では増えやすそうに思えるんだが1株数万円が飛ぶように売れていた。 ティランジアを含めたブロメリアは持ってきていな…

wickerworks

この度、森林サボテン、リプサリス連を中心にフォトブックを作成しました。 ここ1年くらいで撮った株の写真17種とその解説を入れています。 A5、フルカラー、p26です。 作成の経緯をフォトブックの後書に書きました。 以下転載です。 ・国内のリプサリスに…

生ライチを食べた

お酒を飲まない分のお金で何か贅沢をするという考えで、 フルーツにはお金を掛けても良いということにしている。 去年はイエロードラゴンフルーツを取り寄せた。 soutyu.hatenablog.com 6月頃、宮崎産生ライチを取り上せてみた。 冷凍ものの果皮は茶褐色、果…

アーティチョーク4記事目

2019年に植えたアーティチョークは立派な株となり、今年も蕾を沢山つけた。 過去の記事 soutyu.hatenablog.com soutyu.hatenablog.com soutyu.hatenablog.com 一度湯がくか蒸した方がいい 毎度の事ながら、可食部の少なさには驚く。 捌いた後のゴミの量がア…

アピオスを食べた

2020年にアピオスを植えた。 アピオスはアメリカホドイモ(Apios americana)っていうマメ科の草です。 8月頃に花をつけた。マメ科っぽい花で、乾燥させてお茶にもできるらしい。 開花写真は撮ってなかったようなので、各自検索してください。 先日、地上部…

波羅蜜_2022

あけました。 最近、行動圏にアジア食材屋が出来たので、たまに覗くようになった。 野菜コーナーには果物も置いてあり、 レンブ、ココナッツ、ジャックフルーツ、ドリアン等が身近で入手できちまうんだ。 ベトナム語でmít 切り売りもできるそう 先日、ジャッ…

買った本とか2021

日本の冬は南米の草には厳しく、今年はすでに誤魔化しが効かないくらい寒い。 夏の間に野放図に増やして広げた鉢植えたちを 屋内の限られたスペースに配置していく作業を大体終えた(一部諦めた)。 設備的制限から、最低限の生体維持となってしまう冬場にお…

2021年プヤ ミラビリスの開花

今年もPuya mirabilisが開花した。10月のことだ。 昨年の開花記事はこちら。 soutyu.hatenablog.com 開花したのは2020年に地植えにした株だ。 鉢植えよりも成長も早く、株のサイズも大きくなる。 開花した株からすでに子株が出ており、来年も開花が期待でき…

どうぶつえん_2021

神戸の動物園に行ったのですが、 植栽の方が気になったのでその時の写真を。 願わくば草にも説明の札つけていただけるとよいと思います。 スナネコの展示の前にあったブロメリア。なんですかね? カトプシスには説明の札。右のどでかいブロメリアはなんです…

フィンガーライムを食べた話

数年前にフィンガーライムを知り、ずっと食べてみたいと思っていた。 苗を買って育てていたものの、中々開花すらしない。 今年お手頃な値段になっていたので、このたび食べてみた次第。 購入したのはレッドルビーとグリーンアルストンビル。 色の通り 皮の香…

2021年メモ_11_ポキートブランコ

2017年にタイのチャトチャック市場で購入したビルベルギア。 当時、タグには'Poquito Mas'と記載されていたが、 ペタルの中央が緑になることから'Poquito Blanco'が正解な気がする。 以前開花した際に'Poquito Mas'として紹介した記事は消しました。 ちなみ…

ヘクチア実生 その後 Vol.3

2013年に蒔いたヘクチアのその後について。 過去記事はこちら。 soutyu.hatenablog.com soutyu.hatenablog.com 当時はH. scariosaとして種を入手したが、現在はH. texensisになったらしい。 実生から2株が大きくなったが、鋸歯の付き方や葉のカールの度合い…

dp2x

今年の3月にsigmaのdp2xを買った、中古で、今更。 使いにくいと聞いていたが、本当に使いにくい。 それでも、たまに、いい感じに撮れるので買うてよかったです。 カタクリ 多肉の何か 雑木林 檻 Iris tectorum 猫 サンシャイン シグマ SIGMA dp0 コンパクト…

2021年メモ_10_フェニックス

"Phoenix” twitterのフォロワーさんから頂いた株。 5月上旬に開花した。 夏はやや暑がって葉を落とすこともあるが、元気です。 かわいいね いわゆるイースターカクタスだが、 ハチオラ、ゲ氏孔雀、リプサリドプシス等、色々な名前で呼ばれている。 "Phoenix”…

2021年メモ_9_ミヌティフロラ

Tillandsia minutiflora 前はbryoidesと呼ばれていたやつ。 カクタスボーンについているので、レインフォレストから来たやつか。 よく混同されているが、 花茎が伸びるのがトリコレピス、伸びないのがミヌティフロラ。 サルファーイエロー 札落ちを適当な同…

2021年メモ_7_カンポスポルトアナ

Rhipsalis campos-portoana 何度かこのブログの記事にしているが、また取り上げる、可愛いので。 下垂して成長するリプサリス。 リプサリスの中でも屈指の細さであり、 節の長さは10~20cm以上に達する。 性質は強健。 水切れにより夏場に萎れることがあるも…

2021年メモ_6_続コンニャクの件

Amorphophallus ongsakulii 先日のhenryiと一緒に小さな芋も貰った。 開花したのがこれ。 サイズ感が分かりにくいけど小指くらい 主張が激しいhenryiの花を見た後なので、 朧げで儚げで気に入りました。 展開するミニチュアサイズのコンニャク葉も面白い。 …

2021年上半期メモ_5_モナカンサム

Lepismium monacanthum subsp. monacanthum ボリビアあたりに自生するモナカンサムの基本種。 リプサリスのノリで接すると棘が痛い。 名古屋のイベントで買って、夜行バスで帰るときに 前のフックにかけてたら一晩チクチクした。 棘がないssp. espinosaとい…

2021年上半期メモ_4_ペンタプテラ

Rhipsalis pentaptera ブラジル リオデジャネイロの大西洋岸森林の低標高帯に自生。 自生地は現存しないといわれている。寂しいね。 リプサリスの中では大きめの花をつける 稜が発達し、節単位では比較的硬い。 これとは別に、稜が浅いタイプもあり、やや柔…

2021年上半期メモ_3_

Rhipsalis mesembryanthemoides Frankさんの本には、初心者向けのナイスなリプサリスと書かれているド普及種。 蒸れると一気に枯れこむので自分は少し苦手。 コルク付けで乾かし気味にすると、現地株みたいなワイルドさが出る。 フォトボックスを使うと写真…

2021年上半期メモ_2_コンニャクの件

今年の5月、某研究会の先輩より引き揚げ土産として、 蒟蒻芋が送られてきた。 1つ怒張していた 多肉やチラ、毒草に造詣が深く在学中色々とお世話になったが、 異国の地でコンニャクに傾倒することになった経緯は、 機会があれば聞いてみたい。 自分は、流行…

イエロードラゴン

パフェ(サンデー?)を作ろうと果物を買いに行き、ドラゴンフルーツを手に取った。 ドラゴンらしいフォルムからは想像つかない あっさりした味については、重々承知の上である。 赤皮白肉種 パフェのアイスや台湾パイン(めちゃうまい)に対して、 箸休め的…

焼きアーティチョーク

アーティチョークを食べたのでブログを更新します。 今年もアブラムシがすごい 去年は蒸しとカルパッチョで食べたが、 今年は焼いてみた。 刺さると痛い萼、花弁の先端を除く。 レモン汁と塩を入れて沸騰させたお湯にで5分茹でる。 茹でたものを半分にカット…

PuyaBill

Puya mirabilisが開花した際、冷蔵保存していたBillbergiaの花粉を受粉した。 結果としては失敗だったが、供養としてここに記す。 soutyu.hatenablog.com まぁ、最初からプヤ亜科とブロメリア亜科は無謀という気もしていたが、 ビルベルギア x プヤが作られ…