ランダム購入のすゝめ
購入株のその後について、今回はTillandsia acostaeについて書く。
面白そうと発生させた乱数はアコスタエを示した
(知り合いはT. fraseriとgardneriを買うことになった)。
到着した株は予想以上にデカく、既に花序を伸ばしており、
正直なんで買ってしまったんだろうと水やりの度に思っていた。
巷ではアコスタエはほとんど流通せず別の種類がこの名で取引されている、
という話※を知り、じゃあこいつは一体何なんだ、と持て余したりもしたが、
3輪目以降はまた咲いているな、まだ咲いているな、程度の感想になる。
2つの子株がいた。株が大きい分、子株の成長速度も速いように感じる。
リプサリスの開花
3月の終わりのことだがリプサリスとハチオラが開花した。
森林で着生して育つ故、同じ環境で育つランとかチラと
一緒にザブザブ水やれるから他のサボテンよりも好き。
Rhipsalis cereuscula 青柳。
Hatoria salicornioides 猿恋草。英wikipedia見たらリプサリス表記だったわ。
こっちの方が開花が早い。花弁が飴細工のような質感。
猿恋草 Hatoria salicornioidesは節だらけなので
種小名は筋節 サルコメアと何か関連がある草から来てんのかな(oidesだし)
と思っていたんだが、全く関係ないアッケシソウ属 Salicorniaから来てるようだ。
Salicorniaはラテン語で sal, salt + cornu, a hornで
塩の角って意味だったからちょっとガッカリした。
ちなみにサルコメア sarcomereはギリシャ語で sarx, flesh + meros, partで
肉を構成する部位的なアレでした。
以上。
花市再び
花卉コーナーは普通の花卉に観葉植物、多肉、ランなど。
マニアックなものはあんまりなかった。
ぷらぷらしてると空氣鳳梨の文字が。
店員のおっちゃんにカード使えるか聞いたが無理。かつ、こちらの拙い英語も通じず。
諦めて他の店も見たもののやっぱりチランジアが気になって戻ってきたところ、
この店の常連でチラ好き、英語が話せるお姉さんが話しかけてきてくれた。
東京ドーム雑感
サンフランシスコで草を買いに行く話 (上)
学会に参加しにサンフランシスコに行ってきた。
生態系セクションを覗いてみたら、
樹冠内のウスネオイデスの分布と土壌成分の研究があって
こういうのを研究するってのも良いなぁって思った。
学会終了後、ランのナーセリーに行った事について書く。
ダウンタウンからBARTとSamtransで1時間ちょっと離れた西海岸の町へ。
バスの接続が悪くて2時間くらいかかった。
ここ。
展示と販売コーナーが分かれていて、展示の温室はこんな感じ。
展示コーナーの一部はパーティーとか結婚式で使うらしく開けていた。
展示を一通り見た後、何か買っていくかと販売コーナーを見ると、
思っていたよりもチランジアやブロメリアが少なくて拍子抜けした。
キセロやキアネア、ブルボーサ、ガルドネリが置いてあるくらい。
ランの数は多かったが、買っても持って帰れないのでほとんど見なかった。
店のおばちゃんに展示の方でいくつか欲しいものがあるんだけど売ってくれない?
と聞いてみるとオーナーは今日いないからダメ、明日ならいるよ
と言われてその日は泣きながら帰った。(続く)