冷凍保存でググると一番上に人間ってサジェストされる
今年の夏にQuesnelia marmorata 'Tim Plowman'が開花した。
交配に挑戦すべく、今年から花粉の冷凍保存を始めた。
異なる時期に開花する株を掛け合わせたい時には有効な手段だ。
冒頭のそれが花粉冷凍保存第一号となった。
数輪の開花を楽しんだ後は、開花のたびに雄蕊を引っこ抜いてはカプセルに入れ、
シリカゲルと一緒に小箱に詰めて冷凍庫へ入れる作業を繰り返した。
同時期に開花している株はなかったので、何もかけ合わせることはなかった。
開花後、子房部分から落花するものは少なく、
多くは花弁が萎れて子房が濃い緑色に変化した。
自家受粉しているかもと期待をしていると、
果実はオレンジに色づき柔らかくなったため、先日収穫した。
果実は液果、果汁は無色透明で粘り気が強い。
絞ると果皮のオレンジ色が混ざる。
あまりの粘り気に引いて、味見はしなかった。
20弱あった果実のうち、種子が入っていたのは4つであった。
計15粒採れた種子はその日のうちに播種った。
気づき
- 受粉しなくても果実が作られる場合がある?
→受粉したが種子が作られなかった可能性もあるか。 - ケセネリアの果実は液果で、粘性が強い果汁をもつ。
- 種子はショウジョウバエの蛹にそっくり。
- 背景がティッシュは映えない。
以降報告がなかったら察してほしい。
以上。
2017第4マメ
今年はマメをいくつか1育てた。
今の季節、収穫時期を迎えたのがシカクマメPsophocarpus tetragonolobus2だ。
沖縄の人から種を譲ってもらった。
5月くらいに種を蒔き、8月半ばから青く可愛らしい花が咲き始めた。
8月中は花は咲くものの、高温下では結実しにくい性質があるらしく結実しなかった。
9月になってから結実し始め、いくつか収穫できた。視覚的インパクトがある。
サッと茹でて、そのまま食べた。
微かに苦みを感じるが匂いはほとんどなく、容姿の割に癖がない。
シャキシャキした食感が面白い。
葉や花、根、豆も食べられると聞く。
豆は来年の種として完熟させるとして、収穫後の根がとても気になる。
以上。
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スナップエンドウ、サラダソラマメ、黄色インゲン。黄色インゲンについてはhttp://soutyu.hatenablog.com/entry/2017/07/29/234130を参照。↩
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psopho- うるさい、-carpus 果実、tetragono- 四角形の、lobus 葉↩
キーボードの集まりに行った話
先日、 Tokyo Mechanical Keyboard Meetup Vol.3に参加してきた。
キーボードを愛する人たちが知見を発表したり、愛機を見せびらかすイベントだ。
会場。
参加者が持ち寄ったキーボード。
キートップ自作について発表した人がいた。防毒マスクが必要だそう。
うわぁ、かっこいい。
左下のALPS軸1を使ってつくったLet’s split、
放置しているピンク軸活用の場があるかもしれない。
未来を感じる。打ちやすかった。
カンブリア爆発を感じた。
レトロなのもあった。
ALPS 板バネ!!意外と軽くて軽快な音がした。
雑感
- 初めて3Dプリンターを欲しいと思った。自作の強い味方だ。
- メカニカルの集まりなのにHHKB好きが意外と多い。
- ヴィンテージなキーボード好きは少なそう。もっと増えてほしい。
自作欲が高まりました。
以上。
ハオ交配その後
実生のその後を追うマイブームなので、
2013年交配、実生のハオルチアのその後をば。
氷砂糖(Haworthia turgida cv. variegata)× Haworthia pygmaea
同時期に開花したという理由だけで、
掛け合わせた目標も理念もない、ただの雑種だ。
実生直後には斑入り株も確認できたが、そのうち全斑となり消えた。
後に残るは凡作ばかりだが、葉に表情が見えるくらいになった。
親の特徴が出ている、といえば出ているが、
出ているだけで特別良いものではない。
その後もハオルチアの交配は何度か試したが、
実のタグ付けが面倒になったり、
開花時期がうまく合わなかったりして、もうやっていない。
だから、この株はなんとなく大切にしている。
以上。
ヘクチア実生その後 Vol.2
2013年に蒔いたヘクチアのその後について。
過去記事はこちら。 soutyu.hatenablog.com
今現在。
Hechtia sp. Nizanda,Oaxaca(左)
Hechtia scariosa(右)
プレステラ鉢からはみ出るくらいには大きくなった。
これくらいのサイズで葉の枚数が増えてほしい。
開花まで見てみたいところだ。
以上。
日照量不足
一週間で雨が続くと、水はやらなくていいが
根腐れや蒸れの心配が出てきて気が気ではない。
加えて、チランジアの開花時期にそれをやられると
しっかり色づくのか心配になり辛い。
そんな中、Tillandsia brachycaulos ’Sunglow’が開花した。
T. brachycaulosは開花時には赤く染まるのが一般的だが、
コスタリカで採取されたこのタイプは鮮やかな黄色に染まる。1
花弁も紫ではなくて白だ。
日照量は明らかに少なかったが、きれいに色づいてくれてよかった。
以上。
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グアテマラでも同じようなタイプが採取されているらしい。http://registry.bsi.org/?id=10748&whatsnew↩
今回は草の話はしません。
職場で海外のキーボード・デスクトップ晒しを見ながら昼ごはんを食べていると、
見慣れないキーボードばかりで私の物欲が刺激されてしまう。
そんな風に物欲を高めていた今年の6月、
MassdropにてVortex COREが出ていたので即注文してしまった。
送料込み120ドル、ペイパル決済で13750円。
キースイッチはMX青軸・茶軸・クリア軸・シルバー軸から選択できたので
触ったことがないクリアかシルバーか悩んで、MX シルバー軸1を注文した
(クリアとシルバーは+2ドルだった)。
届いた。
47キーしかない。
ここがいい
- キーの外周と筐体の縁が同じなので、とてもスッキリしている。
- ステップスカルプチャではなくて平坦。4段しかないので打ちにくさは感じない。
- キートップはPBTで昇華印刷。レトロキーボードな色合いが良い。
- FとJは突起ではなくて、窪みが深くなっている。
ここがアレ
- ゴム足が若干ぐらつく。
- 当然だが、ここまでキーを減らしていると、
ほぼ記号はFn・Fn1・Shiftキー併用の3レイヤーに割り当てられている。
長音符も通常キーで出せない。慣れだ、何事も2。 - 筐体側端子がmicroUSBだ。
他のキーボードのケーブルを使いまわすため、miniにしてほしかった。
総評
3レイヤーはプログラマブルなので、自分好みに改良する余地はある。
キートップの触り心地とシルバー軸の打鍵感は悪くない、常用はしないと思うが。
何より可愛い。みなさんも買うとよい。3
以上。
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普段使っているBAROCCOもFnキーを駆使するが、これはそれ以上だ。↩
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massdrop以外でも入手可能。【追記20170920】アーキサイトで国内販売が開始された模様http://www.archisite.co.jp/2017/09/07/vortex-core-new/↩