草生やす

育てていたりいなかったりする草のことについて書いたり書かなかったり。

冷凍保存でググると一番上に人間ってサジェストされる

今年の夏にQuesnelia marmorata 'Tim Plowman'が開花した。

soutyu.hatenablog.com

交配に挑戦すべく、今年から花粉の冷凍保存を始めた。
異なる時期に開花する株を掛け合わせたい時には有効な手段だ。
冒頭のそれが花粉冷凍保存第一号となった。

数輪の開花を楽しんだ後は、開花のたびに雄蕊を引っこ抜いてはカプセルに入れ、
シリカゲルと一緒に小箱に詰めて冷凍庫へ入れる作業を繰り返した。
同時期に開花している株はなかったので、何もかけ合わせることはなかった。

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開花後、子房部分から落花するものは少なく、
多くは花弁が萎れて子房が濃い緑色に変化した。
自家受粉しているかもと期待をしていると、
果実はオレンジに色づき柔らかくなったため、先日収穫した。
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果実は液果、果汁は無色透明で粘り気が強い。
絞ると果皮のオレンジ色が混ざる。
あまりの粘り気に引いて、味見はしなかった。

20弱あった果実のうち、種子が入っていたのは4つであった。
計15粒採れた種子はその日のうちに播種った。

気づき

  • 受粉しなくても果実が作られる場合がある?
    →受粉したが種子が作られなかった可能性もあるか。
  • ケセネリアの果実は液果で、粘性が強い果汁をもつ。
  • 種子はショウジョウバエの蛹にそっくり。
  • 背景がティッシュは映えない。

以降報告がなかったら察してほしい。
以上。