草生やす

育てていたりいなかったりする草のことについて書いたり書かなかったり。

7年越し同定

2013年に学会参加のためサンフランシスコに行ったついでにShelldanceOrchidGardenに行き、気に入った株をBillbergia sanderianaとして譲ってもらったわけですが、当時ブロメリアの知識も乏しくその学名は全く異なる別の種類であることには宿に戻るまで気づかなかったため以後札落ち株として育てていた株が最近開花し、花弁はクリーム色でブラクトはピンクを呈した故、Billbergia ‘Catherine Wilson’だろうというところまで来たのでブログを書こうと思った。
 
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2020 リプサリスの開花

この時期といえば、何といってもリプサリスの開花なので、
去年に引き続き、開花についての記事です。

去年の記事。 soutyu.hatenablog.com

Rhipsalis teres f. prismatica
これは毎年咲くようになった。
花は小さく目立たないが、これはこれでよい。 f:id:soutyu:20200125225052j:plain

Rhipsalis neves-armondii
うちでは初開花だった。
割と大きめの花をつけるため、遠目にも開花は気づきやすい。
皮を突き破るように蕾や新芽を付ける。
結実すれば赤い実をつけるが、どうやら受粉は失敗した模様。
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Rhipsalis ewaldiana
成長が早く、よく咲く。開花数も多い。 f:id:soutyu:20200125225559j:plain

おまけ

Disocactus amazonicus
去年、twitterの知り合いの方に送っていただいた株。
何故かこの時期に咲いてしまった。本来は夏~秋ごろ。
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以上。

台北にて(4年ぶり4回目)

タピオカ屋に並ぶ時間で本場に行こうということで、行ってきた。
到着して士林夜市に行き、適当に決めたジュース屋で飲んだら不味かったので、
店選びはしっかりした方が良い。

その後、twitterでおすすめされた店で飲んだら美味しかったので、
やはりそういうことなんだなと思った。
これが60元だなんて、LCCでくれば完全に元が取れる(取れない)。

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これは不味かった方のやつ。

土曜まで滞在できたので、建国花市に行く。
本当に久しぶりだ。

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植物検疫が厳しくなった。
日本の検疫カウンターに持ち込んでもPhytosanitary certificateがないと処分らしい。
前は検疫局まで行って発行してもらったが今回はそんな時間もない。

soutyu.hatenablog.com

今回は見るだけ、と自分に言い聞かせていたところ、
空港で検疫証明書を発行してもらえるという話をきいた。
どうやら、桃園も松山でも対応してもらえるようだ。
前の努力はなんだったのか。
試しに3株だけ買ってみた。

桃園空港の動植物検疫室に向かう。
閉まっていたので壁の電話をとって片言の英語で呼び出す。
通じたのか意味の分からない電話にしびれを切らしたのかは今となっては分からないが、
検疫室のおねえさんが出てきた。
対応が冷たくて、書類を記入してる間泣きそうだった。

成田で検疫カウンターに株と証明書を提出。
検疫官に「めずらしいホヤですね」と言われて、
分かってるじゃんって思った。

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2019 屋外散策メモその1

今年の夏の暑さが一番ヤバかったころに、山の中をうろついていたので。

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ギンリョウソウ

よくクソ暑いときに出会うけど、このナリで暑いのは平気なのか。

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ツチアケビ

みんな大好き腐生ランツチアケビ。残念ながら開花途中。

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ブロメリア大好きなので。

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サンショウウオでしょうか。

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やきそば

大盛頼んだら多すぎて持って帰るようの入れ物もらった。

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タマゴタケ

これは食べられるやつってのは分かるけど、どうもキノコは食べるの怖くて。

以上。

面影

Tillandsia cyanea x T. lindeniiが開花した。
2017年に入手した株だ。

f:id:soutyu:20190114223407j:plain 花はすぐ萎れてしまうが、
花序の下から1つ1つ咲くため株としての開花期間は長い。
2018年10月から2019年1月まで現在進行形で開花中である。

そういえば、
Tillandsia cyaneaの学名がWallisia cyaneaになったのは記憶に新しい。
ティランジア亜科の分類見直しによって、
いくつかの属が新設されたり統合されたり廃止されたのだ。

Tillandsia cyanea x T. lindeniiを見直し後の学名にすると、
Tillandsia cyaneaWallisia cyanea
Tillandsia lindeniiWallisia x duvalii

そんでもって、
Wallisia x duvaliiW. cyanea x W. lindenianaの自然交配種とされる。

また、W. lindenianaは旧Tillandsia umbellataが変更されたというのもややこしい。
つまり、Tillandsia cyanea x T. lindeniiは、
W. lindenianaの血が1/4入ったWallisia cyaneaということになる。

Tillandsia cyanea x T. lindenii改めWallisia cyanea x (Wallisia x duvalii)は、
Wallisia cyaneaに比べて、花茎が長く、穂状花序は細長く、花の中心がやや白い気がする。
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これらの特徴にW. lindenianaの面影が見えなくもなくもないもない。

以上。

2019年1記事目

あけました

新年ということでリプサリスです。めでたい。
先日のR. prismaticaに続いて、R. ewaldianaも開花した。
うちでは初開花だ。

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Rhipsalis ewaldiana

花の直径は2cm弱、
先日開花したR. prismaticaと比べて花弁が大きく目立つ。

果実はピンクになるらしく是非見てみたい。
ただ、今まで開花した花の雄しべには花粉が全く確認できないので
望みは薄いかもしれない。

種小名はErnst Ewaldさんへの献名。

以下メモ

W.Barthlott & N.P.Taylor(1995)1によれば、
R. ewaldianaR.mesembryanthemoidesと合わせて、
Rhipsalis亜属のMesembryanthemoides groupに区分されている。

近年のDNAとかのアレ2では、
R. ewaldianaはPhyllarthrorhipsalis亜属に分類され、
R. goebelianeに近縁とされている。

R. mesembryanthemoidesとは似つかないが、
R. micranthaR. goebelianaみたいな扁平状かといわれると
何だかそこまでではないようにも思えて難しい。

以上。


  1. W.Barthlott & N.P.Taylor. (1995). Notes towards a Monogragh of Rhipsalideae (Cactaceae). Bradleya, 13:43-80.

  2. Korotkova, Nadja & Borsch, Thomas & Quandt, Dietmar & Taylor, Nigel & Müller, Kai & Barthlott, Wilhelm. (2011). What does it take to resolve relationship and to identify species with molecular markers? An example from the epiphytic Rhipsalideae (Cactaceae). American journal of botany. 98. 1549-72.

ころころ

往年の名機 ExpertMouse5 が現役だった。
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現行のトラボはセラミック・人工ルビー支持の光学式ばかりなので、
ベアリング式を触るチャンスはあまりない。

ベアリング式を試したい人は「大町ダム情報館」へ。
ダムカードももらえるし。

おまけ

f:id:soutyu:20181215005121j:plain 上野の「国立科学博物館」の展示に
TRACKMAN MARBLEが使われていた。

以上。