雑感2(東ド世ラ展)
初日参加はいつぶりだろうか。東京ドームのらん展に行った。
前回は最終日だったのだ※。
前を行く高齢者がドームの階段に難儀している間に撮った会場写真。
中途半端な段差が歩きにくいことこの上ない。
今年の目当てはコリバスというオセアニアあたりの地生ランである。
去年は米粒みたいな球根1つ2000yenに躊躇して買わなかったため、
1年間ずっとコリバスのことを考えていた。
■コリバスのことを考え続けてコリバスになってしまった稀なケース※※
見始めて2件目のブース、黄龍山蘭花店でコリバスを見つけた。
やはり1年間考え続けたことで無意識のうちにコリバス臭を嗅ぎ付けていたということだろう。
2粒1000円、やすぅい。
今回売っていたのはCorybas calopeplosとC. geminigibbusであった。
見本の写真をみて後者を購入※※※。
この店で葉っぱの丸いフペルジア Huperzia nummularifoliumと
バルボの中でもやたら小さいBulbophyllum moniliformeも購入。
あとはB.tricorne。
近年はチランジアを置く店も増えており、T. ionantha rubraとDruid, あとHoustonも買った。
入場料2200yen分は楽しんだので来年も行きましょうね。以上。
※去年購入したMediocalcar unifoliumは夏に枯れました。
※※University of Wisconsin-Madisonの植物学コースのハロウィンの仮装のようだ。
※※※コリバスは難物らしいので以降ブログで取り上げなくなったときはつまりそういうことです。
3度目7ヶ月ぶり
さて、また台北に行ったのだが例によって草を買ったのでここに記す。
黒プセウド
未だにダイソーにチランジアが置いてあると
Greenhood
続・開花メモ2015
- Tillandsia usneoides
今年初め東京ドームで買った細葉(タイのラン屋)、捩れなし太葉(サンフランシスコの花屋)、
黒花(ツイッターの知り合いから)という4タイプのウスネがぶら下がっている。
- Tillandsia tricholepis
薄い黄色の花弁はあまり開かず目立たない。
とカピラリスをみて思ったりもする。
- Tillandsia loliacea
- Tillandsia bandensis
もう少しボリュームが出てくれればと思う。
開花メモ2015
今年に入って数株のチランジアが開花した。
数か月前のものもあるが、こまけぇ事はいいんだよ。
- Tillandsia capillaris
rainforestfloraから購入した株で4月に開花した。
花は黄色だったが2 mmほどのサイズで全く目立たない。
よほど注意深く見ていないと気が付いたらシードポットがついてた、ってなこともありそう。
- Tillandsia myosura
Diaphoranthema亜属にしては大きめ。
rainforestfloraから購入した株で去年はほとんど動きがなかったが、
今年に入って花芽を伸ばし、葉も新しく動き始めた。
花は5月中旬に咲き、図体に見合わない黄色がかった白い小さい花は可愛い。
今は結実して2つのシードポットをつけている。
- Tillandsia ''moonlight''
今年3月に台湾で購入した株。
交配種で広く流通しているものの親株とか誰が作ったものか分かっていない。
母親がTiallandsia tricolorで父親がTillandsia schiedeanaと考えられているようだ。
確かにtricolorに比べてワサワサ固い葉を持たずトリコームも少し濃い。
買った時点で花芽をつけており、5月中旬に開花した。
撮っておいた写真を見ていたら雌蕊が出てくる前のものばかりで
厳密な意味での開花時の写真はなかった。
雌蕊が飛び出るとびろーんと枝垂れて汚くなるからこの方が観賞価値がある、と思う。
花は筒状で花弁の下は紫で上はクリーム色。自家受粉するようで結実した。
続く。