2021年メモ_11_ポキートブランコ
ヘクチア実生 その後 Vol.3
2013年に蒔いたヘクチアのその後について。
過去記事はこちら。
当時はH. scariosaとして種を入手したが、現在はH. texensisになったらしい。
実生から2株が大きくなったが、鋸歯の付き方や葉のカールの度合い等、
多少違いがあり、実生は良いもんです。
H. texensisで検索すると赤く染まった株が出てくるが、紫が強めに染まった。
まあこれはこれで。
H. sp. Nizanda, Oaxacaは、成長して葉が肉厚になった。
ラナータみたいに特定されていますかね。
8年目にしては小さい気もしてきた。
植え替えるか。
[rakuten:bookoffonline:13758782:detail]
以上。
2021年メモ_10_フェニックス
"Phoenix”
twitterのフォロワーさんから頂いた株。
5月上旬に開花した。
夏はやや暑がって葉を落とすこともあるが、元気です。
いわゆるイースターカクタスだが、
ハチオラ、ゲ氏孔雀、リプサリドプシス等、色々な名前で呼ばれている。
"Phoenix”自体はゲ氏孔雀(Schlumbergera gaertneri)の交配種であるようだが、
何との交配かざっと調べても出てこなかったのでご存知の方いたら教えてほしい。
以前はHatioraに分類されていたgaertneri、rosea、luteaも
現在の分子系統学的分類ではSchlumbergeraに分類されるらしい1。
左右相称花のSchlumbergeraとは花の形が全然違くないっすかと思うけど、
Hatioraとして円筒状森林サボテンズと同じ属に入れられていたのもどうかと思う。
以上。
2021年メモ_9_ミヌティフロラ
Tillandsia minutiflora
前はbryoidesと呼ばれていたやつ。
カクタスボーンについているので、レインフォレストから来たやつか。
よく混同されているが、
花茎が伸びるのがトリコレピス、伸びないのがミヌティフロラ。
札落ちを適当な同定で再度タグ付けるのは避けるべきですが、
明らかに間違っているタグを入手当時の名称ですって、
そのまま流通させるのもどうなんだろうと思うって近所の猫が言ってた。
以上。
2021年メモ_7_カンポスポルトアナ
Rhipsalis campos-portoana
何度かこのブログの記事にしているが、また取り上げる、可愛いので。
下垂して成長するリプサリス。
リプサリスの中でも屈指の細さであり、
節の長さは10~20cm以上に達する。
性質は強健。
水切れにより夏場に萎れることがあるものの、
枯れこむことはほとんどない。
節の先端1に8弁の花をつける。
花弁は完全には開かない。
細さに対しては大きい花であり、比較的観賞価値が高い種類だと思う。
おしべめしべの基部が赤みがかるが、
下からのぞき込まないと気づきにくい。
開花後にはオレンジ色の果実をつける。
混迷極めるリプサリス2の中では同定しやすい部類である3。
以上。