草生やす

育てていたりいなかったりする草のことについて書いたり書かなかったり。

2021年メモ_6_続コンニャクの件

Amorphophallus ongsakulii

先日のhenryiと一緒に小さな芋も貰った。
開花したのがこれ。

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サイズ感が分かりにくいけど小指くらい

主張が激しいhenryiの花を見た後なので、
朧げで儚げで気に入りました。

展開するミニチュアサイズのコンニャク葉も面白い。
ラオス原産。

以上。

2021年上半期メモ_5_モナカンサム

Lepismium monacanthum subsp. monacanthum

ボリビアあたりに自生するモナカンサムの基本種。
リプサリスのノリで接すると棘が痛い。
名古屋のイベントで買って、夜行バスで帰るときに
前のフックにかけてたら一晩チクチクした。

棘がないssp. espinosaというタイプもある。

オレンジ色の花をつける。

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clavataと同居

結実直後はオレンジ色、熟すにつれて半透明のピンク色となる。
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無限アセンブラ (ハヤカワ文庫SF)

誰にも伝わらないと思うんだけど
モナカンサム見てると無限アセンブラの表紙を思い出した。

以上。

2021年上半期メモ_4_ペンタプテラ

Rhipsalis pentaptera

ブラジル リオデジャネイロの大西洋岸森林の低標高帯に自生。
自生地は現存しないといわれている。寂しいね。

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リプサリスの中では大きめの花をつける

稜が発達し、節単位では比較的硬い。
これとは別に、稜が浅いタイプもあり、やや柔らかい。
こちらは今年開花しなかった。

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本当にペンタプテラか〜?とも思う。

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初めて結実した
果実は白〜白に近い薄ピンク。

以上。

2021年上半期メモ_3_

Rhipsalis mesembryanthemoides  

Frankさんの本には、初心者向けのナイスなリプサリスと書かれているド普及種。
蒸れると一気に枯れこむので自分は少し苦手。
コルク付けで乾かし気味にすると、現地株みたいなワイルドさが出る。

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フォトボックスを使うと写真が上手くなった気になれるのでお勧め

結実したけど、写真撮ってなかった。 果実は白。

以上。  

 

 

 

2021年上半期メモ_2_コンニャクの件

今年の5月、某研究会の先輩より引き揚げ土産として、
蒟蒻芋が送られてきた。  

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1つ怒張していた

多肉やチラ、毒草に造詣が深く在学中色々とお世話になったが、
異国の地でコンニャクに傾倒することになった経緯は、
機会があれば聞いてみたい。

自分は、流行りの熱帯雨林植物にはあまり興味がないのだが、
折角の頂き物であるし、このまま放置する訳にもいかないため、
庭のジメジメしたゾーンに植えた。

Amorphophallus henryi

植え付け後は完全放置で梅雨の時期、突然これが現れた。

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開花と同時にグェエェーって鳴きます

気づいた時には開花から数日経過していたようで、
臭いは分からなかった。

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花が萎れた後に葉が展開する。
葉の周辺がピンク色で縁取られていて、綺麗。
調べたところ、自生地は台湾。

以上。

イエロードラゴン

パフェ(サンデー?)を作ろうと果物を買いに行き、ドラゴンフルーツを手に取った。
ドラゴンらしいフォルムからは想像つかない
あっさりした味については、重々承知の上である。

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赤皮白肉種

パフェのアイスや台湾パイン(めちゃうまい)に対して、
箸休め的な優しい味でこれはこれでよい。
ドラゴンフルーツより美味い果物なら他に沢山あるが、
大きめのスーパーならコンスタントに置いてあるあたり、
結構市民権を得ているのか、一体どんな人が買っているのか。

スーパーで見かけるドラゴンフルーツといえば、赤い果皮、果肉は白か赤が主である。
パフェ後、そういや黄色は店頭で見たことないし食べたことないと思い、
検索してみると国内生産品の在庫があった。
イエロードラゴン4玉6000円。2日悩んだ末に注文した。

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高級品

サイズはこぶし小で、ドラゴンフルーツに比べて小ぶりである。
出荷の前に取り除かれているが、果皮に棘があることも違いの一つだ。

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初見では何だか分からないと思う

ドラゴンフルーツとは異なる品種である。
さて実食。
果肉はゼリー感があり、ドラゴンフルーツよりもぬめりが強い。
種子の周りの果肉は中々取れない。
黄皮白肉種は甘さが強いらしく、確かに甘かった。
樹上完熟の甘さかこの種によるところなのかという点は置いといて。

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750円 x 2

Wikipediaによれば、
イエロードラゴンとは異なる黄皮白肉種や桃肉種、
交配種として橙色皮種が作出されているらしい。
機会があれば試してみたい。

購入したお店は売り切れだった。アフィ。

以上。

焼きアーティチョーク

アーティチョークを食べたのでブログを更新します。

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今年もアブラムシがすごい

去年は蒸しとカルパッチョで食べたが、
今年は焼いてみた。

刺さると痛い萼、花弁の先端を除く。
レモン汁と塩を入れて沸騰させたお湯にで5分茹でる。

茹でたものを半分にカット。
カットしたらすぐにレモン汁を塗ると黒ずみが抑えられるが、
やらなくても死にはしない。
食感最悪の花の綿毛を取り除く。
火が通っているので幾分やりやすい。

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もう黒ずんでいる

切断面にオリーブオイルとニンニクを混ぜたものを塗布し、
塩コショウを適量ふる。
料理できない奴は適量という表現に発狂するらしいな。

オーブンで表面に焦げ目がつくまで加熱して終了。
外側を毟りながら萼の基部を食べて、
最後にハート部分を食べる。
美味しいので、もっと一般的になればいいです。

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フランス留学時にホームステイ先のお母さんに教わった味だわ

以上。

育てたらよい。アフィ。